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保護者の宿泊体験記

保護者の宿泊体験記
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■T・S君(広島・広島観音高校卒)のお父さん■
 平成27年3月、息子は無事、高等学校を卒業した。“浪人”と云うキップを手にして…。
 親の視点からすると、勉学に部活動にとそれなりに高校生活を謳歌していたようだ。だが受験戦争の荒波に飲み込まれ、浅瀬で呆然と立ち尽くし、しっかりと波乗りしている他の受験生を、どこか他人事のように傍観していた。本番は言わずもがな悉く惨敗し、浪人生と相成った。息子の辞書には“転ばぬ先の杖”と云う言葉は存在しなかったようだ。
 センター試験の終了とともに、既に来年を見据えて動き出した息子。その息子から北九州予備校へ入学したいと切に懇願され、初めてその存在を知ることとなった。思えば息子が私に対し、これ程まで自分の意志を表明した事などなかった。親バカと謗りを受けようが、息子の自立性の片鱗を垣間見た気がして、柄にも無く嬉しかったのだ。顔には噯にも出さなかったが…。
 4月、晴れて息子は北九州予備校へ入学した。と同時に専心寮へ入寮しお世話になることとなった。親元を離れ、文明の力(誘惑)を徹底的に排除した空間での武者修行。どれ程まで己を高められるか非常に楽しみではあった。息子には「環境は整った。後は己のみ」と云う言葉を残してこの場を後にした。その後、七月の一時帰省は除き、私はひたすら傍観者に徹する事にした。過干渉により、本人の意志が揺らいでしまうのではないか危惧していたのだ。
 そして11月、入寮体験をさせて頂いた。チューターとの面談を設けて頂き、非常に有り難かった。息子が現時点で、どのような環境で、どのように過ごしているのか、実際に自分の目で確かめる事が出来、ほっと胸を撫下ろした。受験まで、残された日数はあまり無い。最後まで悔いのない様、走り続けて欲しいと切に願う。
 最後に、寮長様をはじめチューター、スタッフの皆様に、心より御礼申し上げます。
 
(11月14日)
 
■Y・Y君(徳島・城東高校卒)のお母さん■
 本日大志寮に、2回目の宿泊体験で参りました。11月も半ばを過ぎ浪人生活も残すところ2ヵ月となりました。1度目は6月終わりでしたので、ちょうど寮生活にも慣れ、全体的に明るい印象を持ちましたが、今回は、ピリッとした緊張感がとても伝わってきました。
 息子は、模試の結果が出た日は、かなり落ち込むのですが、1日経つとすっかり忘れて甘い自分が出てしまうのです。しかし、寮長の叱咤激励があることで、「自分はこのままではいけない」と思うらしく、刺激を常にもらえて感謝しているようでした。
 親ではない方に、人生論など聞く機会があたえられて、切磋琢磨できる友人もでき、この七ヵ月間で素晴らしい経験をさせてもらっています。息子も「親に対して感謝しているし、自分はいかに恵まれた環境下で浪人生活をさせてもらえているかがわかった」という言葉を聞いて、人間としての成長を感じました。親となって、初めてわが子を一人の人格者として認識した瞬間でした。
 あとは、もう後悔のないように、猛勉強するのみです。少しツメの甘い所があるので、あともう少しがまんしてやれば、栄光は待っていると信じて、親として見守るしかないと思いました。
 「努力は実る。」言葉を信じて応援するのみです。
 本来ならば、2回目の宿泊体験をするつもりはなかったのですが、寮母さんに是非11月に来てあげて下さい、という言葉に突き動かされました。毎年浪人生を見ていてのお言葉なんだなと思い参加させて頂き、良かったと思いました。今の息子の現状がよくわかり、志望校の詰めた話もでき、何よりも顔を見て話せる時間がもてた事が良かったです。
 北九州予備校でお世話になっています先生方はじめ、寮長さんご夫婦に感謝しています。
 受験が終わるまで、よろしくお願い致します。
 
(11月13日)
 
■M・F君(福岡・小倉東高校卒)のお母さん■
 2度目の入寮体験をさせていただきました。前回は父親が行きましたのでおよその事は聞いておりましたが、今回は実際の様子を直に知る機会とさせていただくことができました。入学後しばらくして息子が寮に入る、と私たちに意志表示をした時は大変驚きました。自宅から北予備に通うには最適な距離ですし、自宅通学生としてしっかり支援していこうと考えていたからです。しかし、息子の意志は固く最終的には入寮の手続きをしました。準備の期間は短く寮生活の心構えなど十分話す間もなく入寮の日となりました。その日玄関で気持ちよく迎えて下さった寮長さん寮母さんから寮生活の説明を受け、規律正しい生活になることがよく分かりました。
 今回入寮体験として伺った際にも、お忙しい中、寮長さん、寮母さんには温かく迎えていただき、寮生の皆さんも気持ちのよい挨拶をしてくれました。
 息子が入寮して7ヵ月が過ぎようとしている今、大変な時期にさしかかっていることを実感することができました。それは、温かくおいしい夕食を和やかにいただいた後のことです。食堂は短い時間で切り替えられ自習室になりました。部屋は先程と違って静寂な中にも張りつめた雰囲気に変わり、寮長さんのお話が始まりました。内容は受験までの日数が短くなり時間を大切に過ごすよう言葉に込めたものでした。
 聞いている息子も最近は、時間が足りないとか、やっておけばよかった、など自己反省の言葉や気弱なことを口にすることもあります。そんな寮生を励ます話でした。自習中の集中している姿を見て、家庭では取り組めなかっただろうと思います。
 翌日の個人面談でも息子について、チューターの先生をはじめ諸先生方には話を伺うことができました。今回の入寮体験を通し、寮長・寮母さんを始めスタッフの皆様には感謝の念でいっぱいです。今後ともよろしくお願いいたします。
 
(11月11日)
 
■M・M君(山口・徳山高校卒)のお母さん■
 今年の3月、浪人をする事が決まり、息子は「北予備で頑張りたい。出来れば寮に入って勉強に集中したい」と言いました。私自身、正直不安も沢山ありましたが、北予備の実績や寮の環境等を拝見させていただいて、北予備で頑張らせたい、安心してお預け出来ると思いました。親元を離れて初めての生活。入学してからは、共に夢を追いかける仲間達に出逢い良い刺激を受け、寮生活も楽しく充実している様子に安心しておりました。
 あっという間に秋になり、ずっと気になっていた寮への宿泊体験をさせていただく事になり、緊張と楽しみが入り混じった気持ちで今日を迎えました。息子の変わらぬ笑顔に会い、夕食を共に頂き、食事は聞いていた通りとても美味しく、厨房の皆様の温かい声掛け、笑顔、とても有り難いと思いました。
 そして夜の自習時間…夕食の和んだ空気とは一変し緊張した空気に様変わり。寮長さんのお言葉、開始前の掛け声、黙想、その後からの皆の何とも言えない集中力が、こちら側にすごく伝わってきて胸が熱くなりました。黙々と頑張る姿、途切れる事のない集中力、メリハリがきちんと付いている事に感動します。朝から夕方まで学校で学習、そして寮での夜の必習自習、皆の後ろ姿を見ていると目頭が熱くなり「皆合格してほしい!!」と心から思います。
 寮生日誌を読んでいると、毎日色々な事を感じ、思い、考えさせられ、浪人生という貴重な1年間を日々大切に過ごしているな、と感じます。熱心に教えて下さる先生方、温かい目でいつも見守って下さっている寮長さん寮母さん、そして掛け替えのない素晴らしい仲間達がいてくれる。全てが息子にとってこれからの人生の大切な指針になっています。入寮体験をさせていただき、環境がすごく大事なこと、息子を信じて北予備にして良かった、と改めて感じました。皆の努力は必ず実ります。元気と勇気をありがとうございました。
 
(11月9日)
 
■R・D君(長崎・青雲高校卒)のお母さん■
 今回初めて入寮体験に参加させていただき、久々に学生時代を思い出しました。一心不乱に机に向かい、集中して勉強している寮生の皆さんに囲まれていると、ピリピリした緊張感を感じると共に、身のひきしまるような気がしてきます。
 家にいたらなかなか見る事のできない子供の真剣な姿を見れただけでも、参加した意義があるように思えます。
 今こうして書いている体験記ですが、文字数を考えながら感想文を書くなど何年ぶりの事でしょうか。考えもまとまらずなかなか先に進みません。
 寮生の皆さんが毎日綴っている日誌も最初はこんな風にてこずっていたのではないでしょうか。今ではスラスラと、時間もかからずにその日の思いなどを難なく書きあげる事ができるようになっていると思いますが、これだけでも正に継続は力なり。
 最初は苦労しながらやっている事でも、それが自分にとって特別ではなく普通の事になった時、初めて自分の「力」になっていくのだと思います。
 寮に入って体験している事の多くが、今の一般の若者にとっては非日常であります。今の世の中では、この寮生活はある意味特別な環境であると言えるでしょう。
 当たり前にやっている事が実はとても有り難いという事に気付き、その中できついと思いながらも果敢に挑んできたものがいつしか、特別から当たり前になった時、きっとすばらしい栄光が彼等に訪れる事を願ってやみません。
 最後に、私達親に代わっていつも細やかな配慮のもと、お世話してくださる寮の皆様方には心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
 
(11月5日)
 

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