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保護者の宿泊体験記

保護者の宿泊体験記
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■K・K君(福岡・福岡大附属大濠高校卒)のお母さん■
 今回で2度目の宿泊体験をさせていただきました。息子と会うのは、リフレッシュ休暇以来で、その時より少し顔つきが逞しくなってきたように感じました。早いもので入寮から七ヵ月が過ぎ、息子もこの素晴らしい環境で学ばせていただき、志望校合格へ向けて日々取り組んでいる様子がよく分かりました。
 最近は電話をかけてくる回数も減り、私も早く宿泊体験をしたいと思いながらも予定が立たず、やっと今回またお世話になることが出来ました。「百聞は一見に如かず」。まさに私の心配も息子に会い、話をしたり、今、目の前で懸命に勉強している姿を見ると、後は体調管理をしっかり行い、精一杯努力し本番に力を発揮してほしいと願うばかりです。
 前回は、寮母さんの「食の大切さ」の激励。今回は、寮長さんの「課題を持って取り組む」との激励のお言葉を頂き、親元から離れて寮生活をしている生徒さん、一人一人が大変真剣に耳で、そして目で話を聞いている様子から、受験への集中した取り組みが伝わってきました。帰寮時や、入浴、食事の時間では、皆さんリラックスした表情で過ごされていましたが、自習が始まると、それぞれの課題を真剣に行っていました。「メリハリをつけて勉強を規則正しい生活で行う」。これほどの良い環境は他には無いと思います。
 これからが本番に向けて課題も見えてきて、焦りや苦しみも出てくると思います。息子一人では、この困難も乗り切っていくのは大変だと思います。同じ目標を持ち一緒に頑張っている仲間と共に、来春は笑顔で合格を勝ち取ってほしいです。「受験は団体戦」。
 毎日、我が子のように温かく見守ってくださる寮長・寮母さん、スタッフの皆様、心から感謝いたします。私も我が子を信じて、勝利を掴めるようエールを送ります。今後共、ご指導どうぞよろしくお願いいたします。
 ありがとうございました。
 
(11月3日)
 
■Y・Y君(長崎・青雲高校卒)のお母さん■
 本日3回目の保護者宿泊に来ました。その他にも、荷物を届けたり、会いに来たりしているので、寮の様子も子供達の様子も分かり安心して見守っています。5時半近くには、皆、大きなリュックを背負って寮へ帰って来ます。この寮は、学校から30分近く歩くので、遠いから疲れるのではないかと心配でしたが、数人で楽しく話しながら、音楽を聞きながら、運動として走ったりと、1日中座って勉強している彼等には丁度良いのかも知れません。
 息子と食堂で夕食を食べながら、昨年の今頃の話をした。センター試験まで70日余りの頃、学校から帰宅しても、机に着くまで電話で数十分。音楽数十分。雑誌テレビとどれだけの時間を無駄にしていたのか。息子の部屋の階下で、やきもきしながら、何時間私も過ごしたか。今年は、寮に居ることで、息子も集中して取り組む事も出来、私も精神的に安心できている。浪人生というと、暗く苦しい印象がある。勉強以外の事がしたくてそれが叶えられないと苦しい。他の人がして自分だけできないのもつらい。でも北予備の寮では同じ環境の生徒ばかりだ。浪人生としての生活に専念できる。
 「待てば海路の日和あり」という。冬の後には必ず春が来る。冬が厳しければ厳しい程春はまぶしく見え花は美しく咲く。家族や友人と別れ、大学受験という目標の為に、日本一厳しいと言われる寮に入り、1日の大半を勉強に使い、成績に一喜一憂しながら頑張っている目の前の百数十人の子供達。この1年が、目標達成だけでなく、一人で耐え、乗り越え成長していく力を養ってくれているだろう。
 学校や寮には、日本中様々な県から来ている人がいて、年齢も様々。息子は、同じ階やクラスで沢山の友人を持つこともできました。ストレートに地元の大学に行っていたら、できなかった事です。入試本番まで後4ヵ月。はげまし合って、乗り切れるよう応援してます。
 
(11月3日)
 
■T・N君(大分・臼杵高校卒)のお父さん■
 今回は、私自身3回目の寮宿泊だ。本当はもっと頻繁に来たかったのだが、仕事や家庭の都合もあり、浪人中の息子のことばかり考えている訳にもいかず、気付けば、入寮からあっという間に半年以上が過ぎてしまった。そして、センター試験まで、3ヵ月を既に切ってしまっている。考えてみれば、入寮時点であと9ヵ月程度しかなかったのだから、当たり前のことなのだが、今年もまた、受験に臨む子を見守る親の苦しみを味わうことを想うと、気が重くなってしまう。
 そういう気持ちを抱きながら寮生達の自習する様子を見てみると、やはり本人達も本番が近づいてきた危機感を持ち始めたのであろう、先月私が訪れた時と比べて、明らかに学習に取り組む真剣さが増してきているように感じられる。何より目つきが違っている。まるで試験問題を、今解いているような雰囲気を感じさせる子もいる。これが受験の厳しさなのだと改めて実感させられる。
 考えてみれば、我が息子を含めて、まだ20才にも満たない青年達が、おそらく、人生で初めての大きな挫折を味わい、目の前の大きな壁を乗り越えようと、必死になってもがいているのだろう。それは、今後の長い人生の中で経験するであろう、数々の苦難に比べれば、実はそんなに大きな壁ではないのかもしれないし、有名な大学に入ったからと言って、それだけで成功が約束される訳でもない。
 しかし、それでも、この人生最初の壁を乗り越えた自信は、彼らにとって大きな財産になる。そのために積み重ねた苦労は、今後彼らの前に立ちはだかるであろう大きな壁の数々を克服するための糧になるのは間違いない。
 今の私にできるのは、彼らが今を必死にもがき、這い上がりながら、今の彼らに見えている大学合格というゴールへと無事に辿り着けることを願うことだけだが、多くの寮生が無事ゴールするに違いないと信じることができる一日であった。
 
(10月31日)
 
■H・N君(山口・大津緑洋高校卒)のお父さん■
 「今つらいんじゃないやろうか」。妻が家に帰って来た私に言った。聞いてみると、寮生日誌に書かれてあったことを話してくれた。北予備に入って半年、センター試験まで2ヵ月と少し。入寮体験の予約はしていたが自分自身の仕事も忙しくなり、入寮体験は難しいと思っていた。しかし今、親として息子にしてやれることは、会いに行くことしかないと思い、仕事を早めに切り上げ息子に会いに来た。
 5時半に寮に行き、夕食を食べながら、今の様子について話を聞いた。一時期、このまま努力しても無駄なのではと思っていた時のこと、それを乗り越え自分なりに工夫しながら頑張っていること、何より、顔を見て一緒に食事をすることで、それまでの心配は、嘘のようになくなっていった。
 自習時間になり、最初に寮長さんのお話があった。翌日の防衛医科大の試験の話を通して、試験に向かう姿勢について話をされた。子から寮長さんの話は面白いし、とてもためになると聞いていたがその通りだった。熱い思いを寮生にぶつけ、それを真剣に聴く寮生の姿に本当に感心した。
 高校時代の息子は、生活も不規則で、話しかけても返ってくる言葉は「あ~」ぐらいで何かに向かって一生懸命努力する姿勢は全く感じられなかった。何度か注意をしたが全くぬかにくぎだった。今の息子は、厳しい規則、勉強づけの毎日だが、目標に向かって頑張っているという充実感からか、とてもいい表情をするようになった。
 この努力が実ってくれることを望んでいるが、寮生活で人として大切なことをたくさん学んでいる息子を見るだけで本当によかったと思う。これからは、親ではなく自分自身で選択し、その結果は自分に返ってくるという厳しい現実が待っていると思うが、だからこそ得られることもたくさんある。今は目の前の目標だけをしっかり見て、この調子で努力し続けてくれることを願う。
 
(10月30日)
 
■R・T君(鹿児島・ラ・サール高校卒)のお父さん■
 静寂な中、持続する真剣な時間。夜自習も後半に差しかかっても空気は緩みません。前回は家内が入寮体験させていただき、本日私も初めて体験しています。到着するなり多くの寮生が元気にあいさつをしてくれました。全国から意志を持って入寮してきた仲間と、寝食を共にして目標に立ち向かうことが、息子にとって必要と感じていました。本人の希望で自宅を離れて寮に入り、実際私も日常も観ることができ、その素晴らしい環境を確認できました。
 直近1ヵ月間の寮生日誌を読みました。毎日自分と向き合い分析を試み続ける。アウトプットし考える。前向きな決意の一方、不安や焦り。折にふれ寮長先生や友人に助けられたり、励まされていたりしている様子が分かりました。こうした流れをふまえた担任チューターとの話ができるなど、多面的に支えていただいている事が分かり安心いたしました。受験の厳しさに正面から向き合い、自力で開拓して行けるように支えてくれる環境だと感謝いたしております。
 日々真摯に叱咤激励して下さる寮長様、栄養に配慮され美味しい食事や心身の健康を支えて下さっている寮母様に御礼申し上げます。館内には塵一つ落ちていない程、清潔で気持ちが入った空間で、自ずと頑張れる空気を醸し出していました。自ら選択した理想の環境で、息子には自分の目標に向け迷わず前進していってくれる事を確信しています。
 また寮で学んだ多くの事は、今後の長い人生でも大切な事ばかりに思えます。実際に今日の自習室で頑張っていた寮生の皆さんが、将来各々の分野で活躍している姿が眼に浮かぶ思いでした。全力で取り組み前進あるのみ。切磋琢磨する仲間と、目標を強い気持ちで達成してもらいたいという思いを強くしました。今回は貴重な体験をさせていただき有難うございました。今後もご指導宜しくお願い申し上げます。
 
(10月29日)
 

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