感受性が豊かすぎる娘は、高校時代、さまざまなことに敏感に反応し、ストレスを溜め、勉強第一と云うわけにはいかず、大学受験に向けた学力不足は親の目には明らかでした。
また、娘には、教えを乞う師を人間として尊敬できないと、その教科そのものまで嫌いになってしまうと云う幼い一面もありながら、反面、非常に素直な性格で、尊敬でき、信頼できる師に出会い、そして受け入れられ、認められていると感じると、その師の希む通りに努力し、期待に応えようとするので、二倍三倍の成果を上げることができます。
その為、私は早いうちから、「一人一人の生徒を必ず伸ばす」と云う強い信念を持ち、ちょっと過保護気味、そしてうるさい位に一人一人の生徒を見つめ、愛情を注ぎ、育み、適切なアドバイスと指導をして下さる予備校を探し始め、そこで見つけたのが、東京進出二年目の北予備でした。
昨年の国立後期発表日の夕方、私に伴われて初めて訪れた北予備は、娘にとってまさに運命の出会いとなりました。
北予備で身を削る程に勉強するからこそ、家では全てのストレスを吸収する癒しの場でありたいと思っていたので、家では勉強しなくて良いように、早朝から夜遅くまでの開門は、北予備では勉強、家では癒しの良いリズムを作り、この一年を無理なく過ごせました。
娘が何より喜んだのは、良き師に出会え、北予備と授業を楽しめたことでした。先生を信じ、先生の仰る通りに努力し、仰る通りに伸びていきました。「北予備が好き」と、口にするようになった時、私は感動をもって『合格』を確信しました。
この一年、娘は『無遅刻・無欠席』でした。これは生まれて初めてのことです。北予備が本当に好きだったんだな。北予備で本気で頑張ったから合格できたんだな、と思います。北予備の全ての方に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
筑波大学(人文・文化―日本語・日本文化)合格 K・Yさん(東京・桜蔭高校卒)のお母さん